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永代供養とは?一般的なお墓や納骨堂との違いについて詳しく解説

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お寺の納骨堂

 

故人を供養するためには様々な方法があります。永代供養も、故人を供養する方法の1つですが、どのようなものかご存じない方もいるでしょう。この記事では、永代供養とはどのような供養の仕方なのか解説します。一般的なお墓や納骨堂との違いや供養方法についても解説するため、永代供養をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

永代供養とは

はっきり言います!永代供養とは、お寺に遺骨の管理などをしてもらう方法です。永代供養にすることで、お墓や納骨堂の掃除や法要などの一切をお寺に任せられるため、お墓が遠方にあったり、管理者が高齢になった場合や身寄りのない方に希望する方が増えています。

永代供養と一般的なお墓や納骨堂との違い

一般的なお墓の場合、遺骨は購入した納骨堂や墓地に建てた墓石の中に納骨して管理します。集合墓地のお墓の管理は自分で行います。お寺所有の墓地や納骨堂は、お寺が管理をし、門徒(檀家)は、お寺に管理費を納めます。 お墓や納骨堂を相続する者がいなくなると、墓じまいして遺骨を合祀墓に埋葬します。これが、永代供養です。永代供養の場合、お墓や納骨堂の管理、各年忌法要の一切をお寺が引き受けます。

永代供養の供養方法

永代供養の供養方法は2種類あります。1つ目は、骨壺に入っている遺骨をそのまま1つずつ納骨し、管理する方法です。お寺が決めている期間が過ぎたら骨壺から遺骨を取り出し、1カ所にまとめて供養します。2つ目は、最初から遺骨を骨壺から取り出し、1カ所にまとめて供養する方法です。最初から他の方の遺骨とまとめてしまうため、後から分骨や改葬はできません。

永代供養墓の種類

永代供養墓は、以下の4種類あります。

 

  • 合祀墓
  • 集合墓
  • 個別墓
  • 納骨堂

合祀墓(ごうしぼ)

合祀墓は、複数の故人の遺骨を骨壺から出し、一カ所にまとめて埋葬するお墓です。「共同墓」「合葬墓」「合同墓」という呼び方もされます。合祀墓の場合、故人の遺骨を個別に保管する必要がないため、少ないスペースで管理可能です。管理の手間も少ないため、費用相場も10~30万円と他のお墓と比べると少ない費用で埋葬できます。

集合墓

集合墓は、複数の遺骨を骨壺のまま1カ所に集めて管理・供養するお墓です。合祀墓とは異なり、遺骨はそれぞれ別々に管理されていますが、シンボルとなる墓石や樹木は他の家と共有する形となります。遺骨は別々で管理されているため、分骨や改葬にも対応してもらえるでしょう。

 

あらかじめ埋葬期間が定められており、期間を終えると合祀墓に移されるため、どれくらいの期間集合墓で供養してもらえるのか確認することが大切です。集合墓の費用相場は、20~60万円です。

個別墓

個別墓は、各家系ごとに1つの墓石や墓地をもち、そのスぺ―スで個別に埋葬するお墓です。個別墓には2種類あり、墓石を建てる「墓石型」と樹木を植える「樹木葬型」があります。あらかじめ埋葬期間が定められており、期間を終えると合祀墓に移されます。

 

個別墓の費用相場は40~150万円です。墓石や樹木を用意する必要があるため、合祀墓や集合墓と比べると費用がかかります。年間管理費も必要となる場合があるため、事前に確認しましょう。

納骨堂

納骨堂では、室内に遺骨を納骨できます。屋外ではないためお墓参りがしやすく、永代供養がついているケースもあります。都市部など、墓石を建てるスペースを広くとれない場所や、アクセスの良い場所に作られている場合が多いです。費用相場は数10万円から100万円を超える場合もあります。それに加え、年間管理費も必要となるため、事前にどれくらいの費用がかかるのか確認しましょう。

遺骨の管理方法として永代供養も選択肢に入れよう

遺骨を納骨する方法には様々な選択肢があります。自分でお墓の管理をしたい方や、遠方に住んでいるためできれば管理を任せたい方など、人によって求める管理の仕方は様々でしょう。永代供養であれば、自分でお墓の管理をすることが難しい場合や、お墓を子孫に継承したくない場合に、お寺に管理を任せられます。遺骨の管理方法を考える際は、自身の状況にあったものを選ぶことが大切です。

永代供養に関するご質問はこちら

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