そもそもお盆ってなんなん?
お盆ってなんなん?
その前に、ここで一つ
以前、住職のお話の中で
今は、そんな事をする葬儀社は
かなり減ってきたけど
お葬式の時
亡くなった家族が
この世に未練を残さないように
- 家族の使っていたお茶碗を割る
この世までの道がわからなくなるように
- 棺を抱えてくるくる廻す
あとは身体に清めの塩をかけたりね
お葬式の時
あんなにこの世に残るなーーーっ‼️
って思うのに
お盆になると、お迎えに行くでしょ
帰えるよ〜って
ご先祖様を連れて帰るのよ
もう一度言うわ
連れて帰るの❗️
お盆の間
急に物音がしたら
それは帰ってきてるご先祖様がたてた音で
それには驚かなくて
「もぉ〜おじいちゃんね」とか思うのだろうか?
それがお盆以外だったらどうだろう?
ビビリ過ぎでお祓いでもするのかしら?
その行動は
全くもって【さかさま】です
では、話を元に戻します
お盆とは
正しくは『盂蘭盆(うらぼん)』といいます
盂蘭盆経(うらぼんきょう)の中にある
釈尊のお弟子目連尊者(もくれんそんじゃ)
の物語に由来されています
インドのウランバーナ
という言葉が語源で
『倒懸(とうけん)』ともいい
逆さになって吊るされている
という意味です
昨日のブログの中でお見せした
コチラ👇
コレは人が
逆さまに吊るされている形で
横のビラビラになってるのが髪の毛
中心が胴体
上にある飾りは死を表すカラスです
コレは、目連尊者の物語に繋がるので
その物語はまた明日
お伝えいたします😌
ではココからは
東本願寺で配られている
ほとけの子というしおりをもとに
お伝えいたします
冒頭でも書きましたが
お盆といえば
ご先祖様や亡くなられた人が帰ってくる日
といわれていて
たくさんのお供えを用意したり
お墓まで迎えに行ったり
送ったりする習慣になっています
それは、その人のために
何かしてあげないといけない
お供えをすることが大切❗️
だとら考えるからでしょう
しかし、亡くなった人は
そんなことを願っているでしょうか❓
亡くなられた人をお供えで喜ばせたり
苦しみから助けだしたりできるのでしょうか❓
よく考えてみてください
亡くなった人は
喜び、楽しみ、怒り、哀しみ、苦しみなど
そんなもののない
静かな世界にいってしまわれました
ちょっとしたことに
怒り、悩み、苦しみ、悲しむのは
生きてる私たちの方です
亡くなった人を
どうにかしなければ❗️と考えるよりも
自分自身の生き方を
はっきりしなければならないのです
欲しくてたまらないものが手に入っても
すぐに別のものが欲しくなります
それが手に入らないと
おもしろくないし😑
思い通りにならない原因を誰かのせいにして
自分の考えは正しい‼️と思います
それこそが
さかさまになっている生き方
亡くなられた人は
いのちある者は必ず死ぬんだよ
と身をもって教えてくれています
急がなくていいことを急いだり
必要ないものを欲しがったりして
さかさまになって
生きている私たちに対して
それでいいのですか❓
という問いかけに出逢うのが
お盆のお参りです
あなたの生き方は
さかさまですか❓
私は…😅
さかさまだなぁ😅
最後まで読んでいただき
ありがとうございました😊
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