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お寺で行われる年間行事一覧!行事に参加する時のマナーも詳しく解説

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お経を唱える僧

 

お寺では、年間を通して様々な行事が行われています。これらの行事は、仏教の教えや歴史的な出来事に基づいて行われており、信者にとって重要な意味をもっています。参加する時には、マナーを守ることが大切です。この記事では、お寺で行われる年間行事や参加する時のマナーについて解説します。お寺の行事に参加しようとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

お寺で行われる年間行事一覧

お寺で行われる年間行事は、宗派やお寺によって異なります。今回は、以下の行事について解説します。

 

  • 修正会(しゅしょうえ)
  • 涅槃会(ねはんえ)
  • 灌仏会(かんぶつえ)
  • 施食会(せじきえ)
  • 成道会(じょうどうえ)
  • 節分会(せつぶんえ)
  • 盂蘭盆会(うらぼんえ)

修正会(しゅしょうえ)

修正会とは、正月の初めに前年の反省を行い、修正して新しい1年をお祝いする行事です。1月1日~3日の間に行われ、新しい年が良い1年になることを祈願する行事でもあります。

涅槃会(ねはんえ)

涅槃とは、仏教の教祖であるお釈迦様が亡くなったことを意味しています。涅槃会とは、お釈迦様が亡くなった日である2月15日に行われる法要であり、旧暦の2月15日である3月下旬に行われる場合が多いです。2月15日という日付通りに涅槃会を行うお寺もあり、宗派や地域などによって異なります。

 

涅槃会ではお団子を作り、仏壇に供えて弔います。お団子をいただくことで、一年間健康に過ごせるとも言われているため、一年の健康を祈願していただきましょう。

灌仏会(かんぶつえ)

灌仏会とはお釈迦様の生誕を祝う法要であり「花まつり」とも呼ばれます。お釈迦様の誕生日である4月8日に行われるのが一般的です。しかし、旧暦の4月8日や月遅れの5月8日に行うお寺もあり、地域や宗派によって異なります。お釈迦様の仏頭に甘茶をかけることで、体を洗い清めて、子供の健康や願いの成就などを祈る行事です。

施食会(せじきえ)

施食会とは、飢餓道や地獄に落ちて苦しむ霊の供養を行う法要です。飢えと渇きに苦しむ霊に施しを行うことで、自分たちの極楽往生を願う行事でもあります。施食会が行われる時期は宗派によって異なりますが、お盆の時期に行われる場合が多いです。

成道会(じょうどうえ)

成道会とは、お釈迦様が悟りを開いたことを祝う行事です。伝承では、お釈迦様が悟りを開いたのは12月8日とされており、法要や修行などが行われます。

節分会(せつぶんえ)

節分会とは、豆まきを行うことで厄払いや邪気払いを行う行事です。本来節分とは、季節を分ける日を指すため年に4回あります。その中でも春の節分が一番重要視されていたため、2月3日だけを節分と呼ぶようになりました。

盂蘭盆会(うらぼんえ)

盂蘭盆会とは、7月13日~16日、または8月13日~16日に行われる法要のことです。「お盆」という名前であれば聞き覚えのある方も多いでしょう。13日に先祖の霊を迎えて供養し、16日に送り出します。

年間行事に参加する時のマナー

お寺の年間行事に参加する時にもマナーがあります。以下3つのマナーについて解説します。

 

  • 参加する時の服装
  • お布施
  • お墓参り

参加する時の服装

お寺の年間行事に参加する時の服装は、黒や落ち着いた色調で露出の少ない服装を心掛けましょう。喪服を着る必要はありませんが、派手な色調の服装や、殺生を思い起こす動物柄の服装やアクセサリーは避けた方が良いです。

お布施

誰でも参加できるお寺の年間行事であれば、お布施は必要ありません。ただし、個別の法要を行ってもらう場合はお布施が必要なこともあるため、事前にお寺の方へ相談しましょう。

お墓参り

お墓参りをする時期は決まっていません。そのため、お寺の年間行事に参加する場合は、お墓参りも合わせて行っても良いでしょう。お供物をを持ってお参りするのも良いですし、難しい場合は手を合わせるだけでも問題ありません。お参りしようとする気持ちが大切です。

お寺の年間行事を知りマナーを守って参加しよう!

お寺には、様々な年間行事があります。年間を通して行われているため、興味のある方はマナーを守ってぜひ参加してみてください。

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