Saikouji-plus

永代供養の流れは?墓じまいや手続きにかかる費用相場も詳しく解説

LINEで送る
Pocket

慰霊堂

 

遺骨を管理する方法の1つとして、永代供養があります。永代供養は、お寺に遺骨の管理を任せる方法です。お墓の管理が難しくて永代供養を考えていても、どのように進めれば良いのか分からず悩まれる方もいるでしょう。この記事では、永代供養の流れや墓じまい・手続きにかかる費用相場について解説します。永代供養をしてお墓を管理する負担を軽減したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

永代供養の流れ

永代供養は、以下の流れで行われます。

 

  1. 親族や寺院と墓じまいについて相談する
  2. 永代供養先を決める
  3. 改葬許可申請を行う
  4. お墓の撤去を依頼する業者を決める
  5. 遷座法要・魂抜きをして遺骨を取り出す
  6. お墓の解体工事をして墓地を返還する
  7. 永代供養先に納骨する

親族や寺院と墓じまいについて相談する

永代供養を行う際には、親族や寺院と墓じまいについて相談しましょう。お墓は自分たちだけではなく、親族もお墓参りに訪れる場所です。相談せずに勝手に進めてしまうと、後からトラブルに発展する恐れがあります。親族と墓じまいについて話し合い、了承を得られてから話を進めることが大切です。

永代供養先を決める

永代供養を行うと決めた場合、遺骨を移す寺社や霊園を探す必要があります。候補地を選ぶ際には、アクセスのしやすさや永代供養にかかる費用、供養方法や供養期間などを考慮すると良いでしょう。また、永代供養の場合は宗派を問われない場合が多いですが、中には特定の宗派に制限している場所もあります。

改葬許可申請を行う

現在のお墓から永代供養先へ改葬を行う場合、役所に改葬許可を申請する必要があります。手続きには特定の書類が必要であるため、窓口やHPから入手して用意しましょう。自身で手続きをすることが難しい場合は、行政書士に代行を依頼する方法もあります。

お墓の撤去を依頼する業者を決める

改葬の許可を得たら、お墓の撤去を依頼する業者を選定します。実績や費用などを比べて、信頼性のある業者を選ぶことが大切です。

遷座法要・魂抜きをして遺骨を取り出す

魂抜きとは、お墓に宿っている仏様の魂を抜く儀式のことで、閉眼法要とも呼ばれます。魂抜きを行うことで、仏様の魂が宿っているお墓をただのものに戻し、そこから撤去作業に移れるようにします。また浄土真宗の場合は、仏様の魂は極楽浄土に導かれるという教えであるため、お墓に魂が宿っているとは考えられていません。そのため「遷座法要」と呼ばれる仏様に感謝を伝えて移動してもらう儀式を行います。

お墓の解体工事をして墓地を返還する

魂抜き・遷座法要を済ませたら、お墓の解体工事を行います。解体工事には墓地の整地も含まれているため、元の状態に戻したら返還手続きを行いましょう。

永代供養先に納骨する

最後に改葬した遺骨を永代供養先に納骨します。

永代供養にかかる費用相場

永代供養にかかる以下5種類の費用について解説します。

 

  • 離檀にかかる費用
  • 改葬手続きにかかる費用
  • お墓の撤去工事費用
  • 魂抜き費用
  • 永代供養の費用

離檀にかかる費用

離檀するためには、菩提寺に離檀料を支払う必要があります。費用相場は5~20万円ですが、お寺や宗派によって異なるため、どれくらいの費用が必要となるか確認しましょう。

改葬手続きにかかる費用

改葬手続きの書類を発行する為には、数百円~数千円の手数料が必要です。手続きを自分で行う場合は手数料の支払いのみで済みますが、行政書士に代行を依頼する場合は依頼料がさらにかかります。報酬相場は5~10万円ですが、遺骨の数によっても変動するため注意しましょう。

魂抜き・遷座法要費用

魂抜きや遷座法要をする僧侶の手配に必要な費用は、お寺や宗派によって異なります。

お墓の撤去工事費用

お墓の撤去を業者に依頼する場合は、お墓の形状や面積によって費用が変動します。費用相場は15~20万円ですが、事前に見積もりをとらなければ正確な金額は分かりません。

永代供養の費用

永代供養にかかる費用の相場は、10~100万円です。供養の方法や期間によって大きく変動するため、しっかりと確認することが大切です。

永代供養の流れを知り適切な方法で手続きを行おう

永代供養を行うためには、親族との話し合いや役所での手続きなど様々な手順が必要です。必要な費用も安くないため、よく話し合って納得のいく形で進められるようにしましょう。

 

お問い合わせこちら

永代供養に関するご質問はこちら

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

お寺・お出汁・耳ヨガについてのお問い合わせはまずはLINEから

LINEお友達追加 LINEお友達追加 arrow_right
PAGE TOP